この記事を読んでいる方は、
「海外一人旅したいけど、言葉とか治安とか、準備とか色々あって不安」
「一人旅は良いって言うけれど、何か得られるものあるの?」
と感じている人が多いと思います。
結論から言うと、『かけた費用や不安を大きく上回る最強の自己投資』になります。
私も大学生のときに初めて海外一人旅を行いました。それからは好きなヨーロッパを中心に各国周ってました!
海外に憧れがあったのもありますが、何か人生が変わるはずという期待を持っていたのも大きな理由ですね。
実際に得られたメリットは多いです。あのとき海外一人旅をしていなかったら今の私はないかもしれません。
そこで今回は、実際に海外一人旅のメリットとデメリットを紹介していきます!
海外一人旅のメリット
計画力が自然と身につく
旅行好きな人だと当たり前にやっていることだと思いますが、これって実は貴重なスキルです。就職活動のESとか、自己PRにも書けます👇🏻
目的地を定めて、移動手段を調べる。費用や立地条件を比較して、最善な選択をすることは計画力がないとできませんよね?
海外一人旅をしようと考えているあなたはもう十分に計画力はついていると思います!
自由に行動できる
1人なのでどこに行こうと、何を食べようと、気分で自由に行動できます。
2人以上の旅行とかだと中々自由とはいきません。お腹が空いたり、休憩したいタイミングとか結構違いますよね。
それこそ美術館をじっくり見学したい人もいますし、アクティビティを楽しみたい人もいます。
そんなこと一切考えることなく、自分が楽しみたいものを好きなだけ楽しめます。
価値観を見直すきっかけになる
海外一人旅をしていると目に映る景色や、人、空気は何もかも新鮮に感じます。
大自然に圧倒されるのも旅の醍醐味ですよね👇🏻
なので自分を、そして日本を俯瞰的に見ることができます。
今まで当たり前だと思っていた行動や、価値観は色々な意味で覆るでしょう。
どちらが良い悪いの話ではなく、日本だけが当たり前の世界ではないと気づきます。
人生について考える時間ができる
他に知っている人もいないので、人生について考える時間も増えます。
普段自分の人生について深く考える機会は意外と少ないですよね。
自分探しの旅とかって、有り余る時間を何をして過ごすかに焦点が置かれています。例えば、沢木耕太郎の『深夜特急』でもそのような場面が描かれています。
たくさんの出会いがある
海外一人旅ではたくさんの出会いがあります。
一人だからこそ、周りの人へ意識を向け話かけるようになります。同じドミトリーに宿泊している人、バーのカウンターで飲んでいる人、同じく一人旅をしている人などです。
私も友達と旅行をしていて声をかけるかと言われれば、たぶん声をかけないでしょう。
しかし、一人旅だと案外声をかけられます。それが外国人でも日本人でも素敵な出会いになることは間違いありません。
ちなみに私は一人旅する中で、
- 日本の食品メーカーで働く、海外旅行大好きなお兄さん
- 看護師として日本で働いていたが年功序列が嫌で、イギリスなどで事務員として働いているお姉さん
- 日本人のお母さんを持つ、イタリア人ハーフの青年
- レストランで相席になってワインをご馳走してくれた、めちゃめちゃ優しい現地のおじさん達
- アフリカ出身でフィンランドの大学に留学に来ている、音楽大好きでノリがいい学生
など、上記にあげた以外にも本当にいろいろな方と出会いました。
その人の生き方や人生観を知ったり、つながりを作れるのは何よりもメリットだと思います。
トラブル対処力がつく
予期せぬトラブルは旅のつきものです。
ぼったくりや盗難、迷子、怪しい手招きなど、日本では普段遭遇しないような出来事が起こります。
私もあからさまな詐欺や、アフリカ系の男女4人に囲まれたりすることがありました。
しかし、自分なりに解決策を模索して状況を変えなければならないので、自然と対処できるようになります。
もし、そこで金銭などを失っても経験として残りますし、お土産話ができるので二度おいしいです笑
海外一人旅のデメリット
すべて自分で手配して、責任を持たなければいけない
完全に自由なので一人で計画から手配、管理までしなければなりません。
長期の旅行になればなるほど、おおざっぱでもスケジュール管理が大変になります。
計画を全く立てないで放浪系の旅をする人でも、お金や貴重品の管理だけはしっかりしておきましょう。
この過程を楽しめるかどうかで、一人旅の充実感は変ってくるでしょう。
最初はレストランに入るのに勇気がいる
これはおもにヨーロッパでの話ですが、ディナーでレストランに行くのに勇気がいります。
よく分からないレストランでもディナーでは必ず予約を入れなければならないことも多いです。年末年始や祝日は、もう地元の人しかいないじゃんというアウェーの空気です。
また、ほとんどの席は二人用以上に作られているので、日本のように一人席はあまり見かけません。
注文方法もよく分からないときがあるので、そのときは少し戸惑います笑
今では何のためらいもなく入れますが、最初は緊張するかもしれません
思い出の共有はできない
結局、旅をした人しかその良さや魅力は理解できません。
興味を持ってくれる人もいると思いますが、友達に話してもただの思い出話としてしか捉えられないでしょう。
個人的には思い出が共有できないことは気になりません。誰かに思い出話をしたり、優越感に浸りたいわけではないからです。
旅の目的が周りとの比較ありきや、思い出を必ずシェアしたい方にはデメリットと言えるでしょう。
まとめ
海外一人旅は経験にお金を使うなかでも得られるメリットが本当に多くあります。
上であげたのは私のメリットの一例にすぎません。
「人はモノを買う以上に、経験にお金を使った方が幸福度につながる」といった内容はいろいろな自己啓発書やビジネス書に書かれていますよね。
経験は奪われることのない自分の資産になります。
20代の頃に買った「モノ」は40代、50代になったときに興味があるものでしょうか?年を重ねれば興味は移ろいでいきますよね。
でも20代にした旅の経験は 40代、50代になっても色あせない価値になりますし、なくなることはありません。一人旅で得た感動や価値観は、その人の視野を広げて人生を豊かにします。
特に、若いころの経験は後からどれだけお金をかけても買えないものです。
残りの人生で今日が一番若い日です。
私も行きたいところに行き、見たいものを見れるように、頑張ります!
それではまた次の記事で!
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